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長友啓典
Keisuke Nagatomo
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1939年大阪生まれ。1964年桑沢デザイン研究所卒業。日本デザインセンター入社。1969年黒田征太郎とK2設立。
エディトリアル、各種広告、企業CI、及びイベント会場構成のアートディレクションを手がけるほか、多数の小説に挿絵、エッセイ連載など、現在に至る。
日本工学院専門学校グラフィックデザイン科顧問
、東京造形大学客員教授




Translation to English

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装丁問答イッキ読み
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「PIKADON」
衣食住をテーマにイノチのことを考えます。




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装丁問答.35
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あとんvol.36に掲載された「装丁問答」です。



装丁問答.35 「えらいこっちゃ」と声をかけられ

品川インターシティにある本屋さんは、場所柄ビジネスものの単行本が良く売れるようで、平積みされているものが多く、とりわけソニーの関係本が多い。港南口に大きなソニーの本社ビルが出来たので、今まで以上にソニー色が強まっている事もあるのだろう。

品川駅の中にある本屋さんは、料理、ファッション、化粧などOL向きの本に重きを置いている節がある。大型店はともかく最近の本屋さんは事ほど左様にお店のコンセプトがはっきりしてきている。音のほうから大きくなって来た「ツタヤ」さんは、音と映像と文学の三位一体が若者の心を掴んでいるようだ。
若者ではないんだが、僕なんかもアート本を探すのに、六本木のお店によく行かせてもらう。デザイナーの佐藤可士和クンの本が、常にベストテンの上位に入っているのも土地柄によるものが大きいんでしょうね。いわゆるベストセラーを買うというよりもジャケ買いを得意としている僕としては、六本木ヒルズの「ツタヤ」か「ABC」を覗くのが好きだ。

1日1回、日課のように店内を回る。1時間あまり徘徊するときもある。耳を澄ましてみると、何万冊かある本たちが囁きあっている声が聞こえてくる。時には客である僕に向かって「面白いですよ」「元気になりますよ」「ホッとしますよ」……いろいろな事を話しかけてくる。「お酒が残っているようですね」「今日は元気な様子」と見透かされているように問うて来る時もある。本屋さんの中でするこういうやりとりがスゴク楽しい。「キレイでしょ」「このジャケット可愛いでしょ」と装幀のことを、自分がおシャレをしているような感覚で語りかけてくる。

その呼びかけに、今日は穂高明著『月のうた』(ポプラ社刊)、海堂尊著『チーム・バチスタの栄光』(宝島社刊)、荻原浩著『さよなら、そしてこんにちは』(光文社刊)、よしもとばなな著『まぼろしハワイ』(幻冬舎刊)、森見登美彦著『有頂天家族』(幻冬舎刊)、西原理恵子もの数冊と、少なからず買ってしまった。ファッションショーじゃないんだけど、いずれ劣らぬ素晴らしい出来ばえのジャケットだった。
本を買い込み時間をおいて僕の本棚に置き、熟成させてからゆっくり読み始めるのが好きだ。ウイスキーのオンザロックスが片手にあれば尚良い。もうひとつ、スピーカーから極上のジャズでも流れて来ようものなら最高だ。残念ながら最近は忙しさにかまけてなかなかそれが出来ない。最近は旅の移動中に駅弁片手に本を読む事が多くなった。これはこれで旅のお供に1冊の本も悪くない楽しいもんだ。

僕の本棚はそういう訳で「ツン読」派となっている。年間何十冊かの本を購入するんだが、完読したものは3分の1くらいで、全くページを開きもしていないのが何冊もある。でも、あるときそういう状況になった時にひっぱりだして読むと格別のものがある。人のうわさ、書評、ベストテン入りなどに左右されることもなくじっくり味わえる。
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西加奈子著『通天閣』(筑摩書房刊/装幀・多田進/装画・西加奈子)もそのひとつだ。多田進さんは数多くの本を手掛けるベテランのブックデザイナーである。奇をてらう事もなく、装幀の王道を進んでいる人だ。

大阪生まれの僕としては、大阪弁に対して敏感に反応することが多い。店頭に数多く並んでいる中でこの本に目がいったのは、大阪弁で「えらいこっちゃ」というフレーズが帯に書かれていたからで、「何のことか?」と思わず手にとった。
もうひとつ「通天閣」というタイトルが微妙に滲んだ書体づくりとなっている。ネオンが灯いた夕暮れ時の、しかも雨模様でせつない通天閣を思い出す、そんな気持ちでこの本を買った様な気がする。著者自身のイラストレーションもなかなか良い。通天閣のイラストが表紙から裏表紙にまたがっているレイアウトも秀逸だ。本文中の組版で、普通の明朝体と太い明朝体の使い分けがされている。気の利いた選択だと思う。購入して1年が経つ。ゆっくり引っ張り出して読むのが新鮮だ。
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by k2-d | 2008-02-29 16:56 | 装丁問答
アササン
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気分が良いので、今日のアササンはちょっとコースを変えて「目黒不動尊」まで足を延ばす。
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by k2-d | 2008-02-29 10:43
アササン
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龍が可愛い。そんなこと言うたら怒られるかな。
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by k2-d | 2008-02-29 10:38
アササン
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目黒川沿いの倉庫の壁がアートしてます。
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by k2-d | 2008-02-29 10:35
銀座
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銀座資生堂のウィンドウは伝統的に上手い。いつも綺麗さを提供してくれる。
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by k2-d | 2008-02-29 06:52
銀座
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資生堂の唐草模様は定番、その新しいデザインと見受けられる。
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by k2-d | 2008-02-29 06:51
銀座
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道行く人が一瞬たちどまる。資生堂のウィンドウ。
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by k2-d | 2008-02-29 06:50
とやま五万石
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千駄ヶ谷駅近くの料理屋さん、とやま「五万石」にいく。富山市の政策参与を仰せつかっているので富山ということに敏感になっている。以前より車で通る度に、ここの看板が気になっていた。
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by k2-d | 2008-02-29 06:49
とやま五万石
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北日本新聞の小林さんのお計らいで、作家の野地さん、文春の柏原さんと会食する。小林さんの東京勤務のお疲れさん会のはずがご馳走になってしまった。

富山湾のお魚満載、とうぜん「寒ブリ」ですわな。
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by k2-d | 2008-02-29 06:48
五万石
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イカの墨造りの「塩辛」  いいですねぇ。
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by k2-d | 2008-02-29 06:45
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